音月さんの今日のボヤキ

ぐ~たら主婦のぼやき

遺伝と環境

どーもこんにちは、音月です。
本当なら次は6月に入ってからの更新にしようと思ったのですが、私が勝手に研究していることをまとめてみようと思いまして…(-_-;)
今回は、今子育てをしながら思うことについてをメインに遺伝と環境について考えてみたいと思います。


私の中で思う結果ですが、遺伝であるとか生まれつき心臓が悪いとかダウン症だとか…そうじゃない限り生まれつきという性質ってあんまりないんじゃないか?と思います。
勿論占いの統計学を学んだことがある私にとっては、全員に必ず当てはまるわけではないけどこういう性質を持った人が多いというのでアドバイスに組み込まれやすいということは知っています。


ただ、やっぱり生まれて大きくなるうえで育つ環境って大切で、お母さんと二人きりだとかお母さんと子どもの兄弟だけとかだと、生活音を自由に立てられる大人が少ないわけですから、現代は物静かな子になりやすいし沢山の人と関わる日常をあまり過ごしていないとHSPになるのではないか?と思っています。
生まれつき敏感な体質と言われるHSPという性質ですが、そもそもこの世界に生まれて自分という人間で生きることと周りに合わせるということを学びながら大きくなっていく中でそりゃ常に誰かの立てる物音や話す声がしていないのでたくさんの物音がするところっていうのは不快に思うだろうなと感じます。
つまり、生まれつき敏感な体質はあくまで後天的に作られたものであっていくらでも改善できるものだと私は思っています。
ただ、この生まれつき敏感な体質を子どもに作る環境は核家族であることも原因の一つだと思っています。


産後1か月は免疫力の低い乳児が感染症にかからないために家にいることと言われますが、2カ月を過ぎると外出がOKになります。
そのタイミングからなるべくたくさんの人がいるところで過ごすのはいい事なのではないか?と感じたりします。
勿論、煩い環境の中で子ども自身が大人に振り回された生活をしていると感じればHSPみたいになるんだとは思いますけど。
そして多胎児の場合お母さんは大変ですから、外に出ていきにくいとは思いますし私自身最初は本当に外出するのが億劫でした。
1ヶ月健診も「どうして病院の先生が家まで来てくれないんだろう?」と思ったくらいです。
お母さんの体調の回復具合も関わってきますしね。


ただ幼少期がどうであれ、自分が変わりたいと思えば性質って変えられると私は思っています。
例え内気な性格でも接客業をすることによって社交性って身に着けられるし、普段は落ち着きがなくても工場とかで同じ作業を繰り返し毎日やっているとコツコツと物事に取り組むことができる人間になると思います。
ただし、この変わるっていうのはとても大変です。
毎日繰り返しやることで、少しずつその性質を身に着けていけるものだと思うので、急に出来るようになるという気持ちを持っているとすぐに挫折します。
強い意志を持っていられる何かがあるのであれば変化が可能ということです。



内容は少し変わりまして、メンタリストのDaiGoさんが以前動画で話していましたがアメリカの大学(?)が発表した研究結果によると、お父さんが家事をする家庭で育った特に女の子は結婚相手を選ぶ際にモラハラをしない男性を選ぶ傾向にあるようです。
まぁ意識無意識という観点から見れば納得できることだと思いますが、生まれてから独り立ちをするまでに親によって親の作る当たり前を全てと捉えて子どもは大きくなりますので、自分が知らないことを日常にするときは上記の性質を変える同様にとても苦労するわけです。
自分の性質から考えて、親はやってないし自分に出来るかわからないけどやってみたい!ということをする場合、よっぽどイメトレと自分を使って実験と観察をして人間的な性質を見極めておかないと簡単に失敗するくらい高度なことだということです。
変化に対応する自分になるということは、とても難しいです。
私は父子家庭になった時点で、同級生に母親が専業主婦や母子家庭が多い中で父親は家事をしてもいいものとインプットされていったので、結婚相手を選ぶのには良い環境を与えてもらった部分はあるのかな?と思います。


私も日頃から気を付けていますが、夫に頻繁に伝えているのは「あなたの行動一つ一つが子どもにとっての無意識と当たり前を刷り込んでいるからね。気を付けてね」ということです。
どういう振る舞いをするのか?ということも子どもにとっては刷り込まれていくし、好ましくないものが刷り込まれていると脱却することは難しいです。
簡単な話、私は10才から母親がいない生活ですから子どもが10才を過ぎてからどう接すればいいかなんてわかりません。
思春期を迎える多感な時だし、同性の親がいなくなったということで私が存在していいのかさえ分からないと感じることもあります。
その不安をなくすために、お姑さんになる方とは相談をし合えるくらい仲良くならないと結婚生活をやっていけないなと思っていました。


まぁ私の話はここまでにして、男性は自分が妊娠と出産を経験できない分、自分の子どもというものを幻想的に考えがちだと思います。
自分の容姿を顧みずに「自分の子どもなら美人orイケメンなはずだ!」「自分の子どもは自分がしたいパパをさせてくれるように動く人間(つまり自分の邪魔をしない生き物(現代ならイクメンだと周りから尊敬のまなざしを向けてもらえるように思わせてくれる人間))のはずだ」と思っており、子育ての現実を見ていない人が多いのではないか?と感じます。
とても生きることや他人に対しての思いやりについて深く考察していける男性ならばそうは思わないでしょうが、自分が考える人生を生きるとか父親を演じさせてくれるとかしか考えていない男性を配偶者にした女性は大変です。
理想に対して起こる現実とのギャップに男性は苦しみ、女性は現実を見てパートナーに助けを求めても理解してくれず、いつしか家庭を崩壊させる関係になりやすいのだろうと思います。
そうなったら家族というものを考える上では誰も幸せではありません。
簡単にモラハラ・DV・虐待が起こりやすくなります。
本当なら家族の誰かが気づいて正しい方に変化していけるチャンスが何度でもあったはずなのに、終わりを迎えざる負えなくなります。
占いカウンセラーでも、本当なら修復ができることを提案するべきなのに「離婚しなさい」とそっちに誘導してお客さんも離婚の方が選択した上で簡単に結果が表れるからとそうする人もいらっしゃります。
法律で国民には認められている権利なのでどうしても苦しいのなら離婚は有りだし、自分には結婚はまだ早かったんだな。次に結婚するのならここを考え直しておかないとな!と納得する一つの学びにするのは私も有りだと思ってはいますけどね。


お互いが望むものをお互いが提供し合えて生活を補い合えて近くにいてくれる周り(親族でも血縁者でなくても力になってくれる人)がそれを理解してくれてより豊かになっていけると子どもが生まれる前に夫婦は話し合っておかないと、今後は本当に社会の多様性にはついていけなくなります。
そしてその多様性を理解していける両親でないと子どもは人を信頼するということが出来なくなるということです。
子どもに親である自分を信用してもらえるようにするためには、全面的な安心感を子どもに与えることなのだということです。


それが出来る人が増えるといいなと心からそう思います。
読んでいただきまして、ありがとうございました。