音月さんの今日のボヤキ

ぐ~たら主婦のぼやき

家族観の話

どーもこんにちは、音月です。



今回は家族観について書きたいと思います。
こんな家族いいなと思ってもらえる家族を私と夫は目指しているので、まぁ話半分にでも参考になることが書けたらいいなと思います。



昨年は9月から約3ヶ月間のほぼ毎日24時間夫と過ごし、夫のことに関する話を沢山してきましたが、今の時期に子育ての方向性についても話し合いたいと思っていてお互いにすり寄せ合っているところです。


ただ私は占い師であるしヒーラーやセラピストの端くれではありますが、子育てに関してはそういう仕事でやることは、なるべく使わないようにしようと思っています。


いってものは、昔からある様々なデータを元に作られた統計学です。
インチキスピリチュアルに関してはよく知りません。


というものも、どういう症状が出ているからこの病気だろうという沢山の実験や分析から導いた統計学から成り立っていると思います。


育て論もそうだと思いますし、一部の恋愛コラムなんかもそうです。


ただし、これは当たり前ながら沢山の人のデータを元に作られています。
その症状が出たから、こういう傾向だからといって全く同じ結果が未来で出ることは間違いなくないと思います。
ダメだと提示されていることをやっていても上手くいく人も沢山いるわけです。


仕事で鑑定をする時もなるべく、お客さん個人の目線に立って必要かな?と思う話を深めるようにしてはいるつもりです。



子育てに関して私が大人になろうとしているな。と感じるポイントは「うちの家族は変だ!」という疑問を持ち始めたところだと思います。


疑問を持たないと自分や周りを客観的に見る機会や自己成長に繋がらないのではないか?と思っています。



夫に話したことですが、私の父は今の時代では完璧にネグレクトな家庭だったんですね。
祖父は建築家兼土方だったので泊まり仕事が多く普段家にはいないし、世界で大切な人は祖母のみ。
祖母は家にいるけど料理が苦手で、愛情が100%祖父に向いていた。
今みたいに子なし夫婦が選択できていたら、誰も不幸な思いをせず本当に幸せな夫婦だったんだと思います。


父は家があって学校は行かせてくれて洗濯はしてくれたという生活環境。
ご飯は自分で準備しないと無いというのを5歳から経験していて、本当に幼い頃から「この家は変だ」と思っていたそうです。
今の時代ならこんな家庭があれば確実に児相に動いてもらわないと困りますね。

それで高校時代は家に帰らずに友だちの家を長期間転々として、段々とお客様扱いされなくなった時にやっと家族ってこういうものなんだ。親ってこうしてくれるんだ。というのをいくつかの家族から学んだそうです。


でもそれを自分が家族を持った時にやれるのか?という不安を感じながら結婚した。
自分の実家に帰っても団欒は出来ないからと、母が私と妹を連れて里帰りすることはいつでも許していた。


母と離婚するときに、当然自分は一人になるだろうと思っていたけど、予想とは違う結果で私と妹が父のところに残ることになってしまった。
慌てて父は祖母を呼び寄せるわけですが、祖母と私と妹の様子を少し見て「自分の母親は子どもの自分には何もしてくれなかったけど、孫には完全でなくても愛情を注いでくれる人だったんだな。よかった」と思ったそうです。
そうじゃなかったら母に頼んで引き取ってもらうつもりだったと聞きました。
祖父からも、嫌な爺さんだなと私たち孫が感じることはなかったです。
ただ、祖父母を見て私が分からないレベルで仲良いなとは思っていましたけど(^_^;)



夫はこれを聞いて、「何で自分にはしてくれなかったことを孫には出来るんだ?!って怒りが出そうやけど、そう思えるって本当に凄いよね」と感心していました。
私もそう思います。


今は家出とかそういう体験をして学ぶということが許されるほど寛大な社会ではないので、ネットで色んなことを調べて頭で考えて完結させるという学び方しかできないことが多いと思いますが、考えたり調べたりは実行しながら同時にやればいいと思います。



初めて父親になろうとしている夫は私の父に対して凄いと思うところが多く、初めて母親になろうとしている私は義母に対して凄いと思うところが多いということをお互いの家族や友人の家族たちの話をしていて思うことがよくあります。


お互いの義理の親から学ぶことが多い二人なんだなと思いながら、色々と沢山の話をして良い家族になれたらいいなと思います。


この話し合いの時に普通ならこんなキモい話を共感したり参考にしようとしたりしてくれている夫でよかったと改めて感じました。


予想外のことは絶対に起こるでしょうが、お互いの家族観や毎回できなくてもこういう気持ちで家族をやりたいよね。というすり合わせは今のうちにたくさんしておきたいと思います。



長々と読んでいただきまして、ありがとうございました。